Janetterを長く使い倒すためのまとめ
WindowsのPCでTwitterクライアントはJanetterを使っている。今回はこのJanetterが消滅するまで長く使う方法を各所からまとめておく。
目次
はじめに
Janetterを使う理由
Janetterを使う大きな理由はこんなところか。
マルチアカウント利用可能
ギャップ最大取得数が1000件以上も選べる(他のクライアントだと200件までが殆ど)
サウンドを設定変更できる
拡張機能が豊富で便利
タブでリストや検索表示
Janetterを取り巻く状況
2014年に「PC版がTwitterのユーザー認証数上限に達し、アカウントの新規登録ができない」状況になってしまった。
現在、via芸というJanetter Hackで回避可能(後で取り上げる)。
Windows10への対応状況はJanetterから公式な発表は今のところ無い(Windows8や8.1でも無かったけどUpDateは辛うじて有ったので今回も発表はないかもしれない)が、問題なく使える報告は挙がってる。
個人的な今後への対応
今後、Twitter APIの仕様変更が行われるとPC版Janetterの配布を辞めるのではないか?とも思われるが、配布が終わるまではなんとか使っていこうと思っている。そのための対策として以下の事を実施する。
ダウンロードしたJanetter最新版の保存
配布されている必要な拡張機能の保存
設定ファイルの別途保管
以下でJanetterの設定等を記事保存として残しておく。
Janetterの設定
Janetterで新規アカウント登録制限を超える裏ワザ
Twitterのユーザー認証数上限を超えてJanetterに新規ユーザーを登録する手順は下記サイトで解説されている。
が、もう少し手間を省ける便利ファイルを下記サイトで配布してくれている。
よって以下では要約した手順だけ書いておく。
Twitter Application Management でAPI Keyを準備
前準備
Twitter Application Management でAPI Keyを取得
- 以下サイトで手順を確認
以下画像のように完成した。
Janetterのインストール
- 以下ダウンロードサイトからダウンロード
- ダウンロードした「janetter○○○○_setup.exe(○はバージョンNo)」ファイルを実行しインストール
API KeyをJanetterへ登録
- 以下サイトから「janefix.zip」をダウンロードし解凍
解凍してできた「janefix.exe」ファイルを「JanetterSrv.exe」と同じフォルダ(通常
C:\Program Files (x86)\Janetter2\bin
フォルダ内)に配置「janefix.exe」を起動
先程作成したAPI Keyの「Consumer Key(API Key)」と「Consumer Secret(API Secret)」をそれぞれJanefixの「Consumer Key」欄と「onsumer Secret」欄へコピー
「Janefix」へコピーしたら「書き換え」ボタンをクリック
以上でJanetter上で新規アカウントをドシドシ表示できるようになった♪
注意
Janetterのバージョンアップが有った場合「janefix.exe」が実行不能になる場合がある。「janefix.exe」の更新を待つか、待てないのであれば上記で示したもう一つの方法を頑張ってやるしかない。
Janetterの拡張機能を使う
Janetterの拡張機能を探すには以下サイトが便利。(広告ブロックしてるとダウンロードできない)
以下で今回採用した拡張機能等を記しておく。
テーマの変更
私の気に入ったテーマは以下のサイトで配布している。
「Download」リンクから「DarkBlack.zip」をダウンロードし解凍
「設定」→「デザイン」タブ→「新しいテーマを追加する」ボタンをクリック
解凍してできた「DarkBlack.janettheme」を選択し「インストールする」ボタンをクリック
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Items
フォルダ内に「BlackFixed」フォルダができていればOK「設定」→「デザイン」タブで「DarkBlack(Fixed)」を選択し「テーマを変更する」ボタンをクリック
お気に入りに追加してリツイート
「favNRT_20130122.zip」をダウンロードし解凍
解凍してできた「favNRT.js」ファイルと「favNRT_img」フォルダを
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Common\js\plugins
フォルダへコピー
セーフブラウジングチェック
「safeBrowse_20130120.zip」をダウンロードし解凍
解凍してできた「safeBrowse.js」ファイルと「safeBrowse_img」フォルダを
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Common\js\plugins
フォルダへコピー
ツイートをURLとして引用
上記サイトから「quote_as_url_121126.zip」をダウンロードし解凍
解凍してできた「quote_as_url.js」ファイルを
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Common\js\plugins
フォルダへコピー
ツイートへのリンクを展開して表示
上記サイトから「expand_tweet_url_130129.zip」をダウンロードし解凍
解凍してできた「expand_tweet_url.js」ファイルを
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Common\js\plugins
フォルダへコピー
ポップアップサウンド拡張
「ex_sound.zip」をダウンロードし解凍
解凍してできた「ex_sound.js」ファイルを
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Common\js\plugins
フォルダへコピー解凍してできた「wav」フォルダは好きなところに置いておく
Janetterを起動し「設定」→「通知」タブのサウンド拡張に「Janetter起動時にサウンドを鳴らす」にチェックを入れる
サウンド拡張の「選択」ボタンをクリックし
<wavフォルダを置いたPath>\wav\UltraMonkey
フォルダ内のJan01.wav
を指定サウンド拡張:ポップアップ時のサウンド・・・以降は
Jan02.wav
から順番にリプライ、DM、リツイート・・・と指定してゆく
検索をYahooからGoogleへ変更
虫眼鏡アイコン操作用
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Common\js\plugins
フォルダ内のsearchpopup.js
ファイルを開くsearchpopup.js
ファイルの下記コードを
function getLink(selection) { // // Janetterの開発は皆さまのYahoo!検索によって支えられております。ありがとうございます! // if((jn.conf && jn.conf.lang ? jn.conf.lang : 'ja')=='ja'){ return 'http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=sb-jane&p=' + encodeURIComponent(selection); }else{ return 'http://www.google.com/search?ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=' + encodeURIComponent(selection); } };
- 下記コードに書き換える
function getLink(selection) { // // Janetterの開発は皆さまのYahoo!検索によって支えられております。ありがとうございます! // //if((jn.conf && jn.conf.lang ? jn.conf.lang : 'ja')=='ja'){ // return 'http://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=sb-jane&p=' + encodeURIComponent(selection); //}else{ return 'http://www.google.com/search?ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=' + encodeURIComponent(selection); //} };
- コードを保存しJanetterを再起動
右クリック操作用
C:\Program Files (x86)\Janetter2\Theme\Common\js\janet
フォルダ内のapi.js
ファイルを開くapi.js
ファイルの下記コードを
//------------------------------------------------ // Web検索のURL取得 //------------------------------------------------ jn.webSearchUrl = function(word){ var url; word = encodeURIComponent(word); if(jn.conf.lang=='ja') url = jn.YAHOOCOJP_SEARCH_URI.format(word); else url = jn.GOOGLE_SEARCH_URI.format(word); return url; };
- 下記コードに書き換える
//------------------------------------------------ // Web検索のURL取得 //------------------------------------------------ jn.webSearchUrl = function(word){ var url; word = encodeURIComponent(word); //if(jn.conf.lang=='ja') // url = jn.YAHOOCOJP_SEARCH_URI.format(word); //else url = jn.GOOGLE_SEARCH_URI.format(word); return url; };
コードを保存
C:\Program Files (x86)\Janetter2\bin\locale
フォルダ内のja.json
ファイルを開くja.json
ファイルの下記コードを
"webSearch":"Yahoo! 検索",
- 下記コードに書き換える
"webSearch":"Google 検索",
- コードを保存しJanetterを再起動
その他補足
ブラウザの指定をGoogle Chromeにするする場合の設定は、「設定」→「高度な設定」タブ→「ブラウザパス」で"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" %1
を指定。
常にGoogle Chromeのシークレットモードで表示するなら"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" -incognito %1
と指定。
Janetter設定ファイルのバックアップ
現在私の環境がWindows8.1だからなのか、Janetterはたまに落ちます(泣)再起動で大抵は戻るが、たまに設定ファイルが飛ぶ(号泣)
また、この記事の冒頭で書いたが、Windows10(しばらくの間はインストールしない)でJanetterを使う場合にインストールと設定では動かず、バックアップファイルを上書きする事で動作したという報告を見かけた。
という事で必ずバックアップを取っておく事。
設定ファイルのバックアップ手順
詳しくは以下サイトで確認できる。
私の場合は簡単にC:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Jane
フォルダ内のJanetter2
フォルダを丸ごと別のディスクに保存した。
トラブルシューティング?
Windows8以上だと再起動で設定が上手く反映されない場合があるかも。
一度上記設定が終わった段階でバックアップを取り、取ったバックアップフォルダを再度戻すとちゃんと表示できるようになったりする謎仕様。既に2度ほど経験したので参考まで・・・
最後に
ほぼ自分用の備忘録なので詳しくない部分も有るが、参考まで。
Janetter以上のクライアントが出ないかな~。